*本ページはプロモーションを含みます。
はじめに
今回は、サンバーバンの冷却水の点検のやり方をまとめましたのでご紹介いたします。
高速道路での長距離走行や、アップダウンの激しい山間部での走行は、エンジンの回転数が高くなった状態を維持して走り続けなければならないので負担がかかります。出先でエンジンがオーバーヒートなって立ち往生しないように、運転前に冷却水の点検をすることでオーバーヒートを事前に回避することができます。私のサンバーような古い車は特に注意する必要があります。
点検する車両
2007年式(平成19年)スバルサンバーディアスバン TV2(4WD)AT
冷却水のタンクがある場所を確認
冷却水のタンクの場所は助手席の座席の下にあります。ストッパーを外すと座席を跳ね上げることができます。PULL部分の2か所持ち上げてフタを外します。
ラジエターキャップを外します。
運転直後は高温ですので触らないでください。
開けると高温の液が吹き出してきて火傷する危険性があります。
キャップを外します。注ぎ口まで満タンに液が入っていればOK。足りなければ継ぎ足します。
冷却水を継ぎ足した場合はリザーブタンクの中の冷却水の量を確認してください。冷却水が不足している場合があります。蓋から伸びたホースの先端が目盛りになっているのを目安に補充します。
車体の下から覗き込んで、タンクの外側から冷却水のだいたいの量を確認することもできます。液が透けて見えない場合は、タンクが劣化して白く変色しているだけなので、懐中電灯で照らすと分かりやすくなります。
リザーバータンク(リザーブタンク)の仕組み
サンバーには冷却水のリザーブタンクがあります。なぜそんなものがあるのでしょうか?答えは入れすぎると溢れるからです。 空だとメインが足りなくなったときに困るからです。通常であればリザーバータンクから冷却水が無くなる事はないです。空の場合はどこかから冷却水が漏れていると思われます。
エンジンやクーラントの温度により内圧が上がった循環流路から溢れるクーラントを一時的に溜めておくタンクになります。緊急時のみに使われるのではなく、ラジエター本体とリザーブタンクの間を液が常に往来しています。
まとめ
運転直後の冷却水は高温です。火傷しないように時間を置いて冷ましてからラジエターキャップを外し点検します。またはエンジンが冷えている運転前に確認しましょう。特に遠出する前や、エンジンが高回転となり負荷がかかる高速道路での運転前に点検しておいた方が良いかと思います。
運転前に点検して出先でのオーバーヒートを予防しましょう。
緊急時に水道水を冷却水の代わりに使用するのは車に良くないのであまりお勧めはできません。
凍結膨張による部品の破損の恐れがあります。
希釈せずにそのまま使える冷却水(クーラント)を準備しておけば、運転前の点検で手軽に補充できるので安心です。気になった方はチェックしてみてください^^
▼そのまま使えるクーラント。
▼原液のクーラント。外気温(好み)に応じて水で希釈します。こちらのクーラントは60%がベスト。
コメント