地震などの災害で困るのが停電かと思います。
停電対策はしているでしょうか?
1番簡単に対策充電できるのは、モバイルバッテリーだと思います。
スマホなどを充電できる物です。
災害時、スマホが充電できれば、ライトとしても使用でき、何より家族と連絡が取れたり、情報を入手するために、停電時に必ずスマホが使えるよう、各自モバイルバッテリーの準備は必須だと思います。
おすすめモバイルバッテリー
しかしモバイルバッテリーでは100Vの家電が使えなません。
例えばテレビ、パソコンなど、ほぼ全ての家電は100Vを使います。
ではどうすればよいのか?
ポータブル電源で使えます!
ポータブル電源があれば、一般家庭レベルでの停電対策はほぼ100点だと思います。
しかし消費電力の大きな電子レンジ、炊飯器、ドライヤーなどになると一般的なポータブル電源では、ブレーカーが落ちたようになってしまい、使えないことが多いです。
今回は、それらが動く電源供給マシン!災害時の家庭用緊急電源としてほぼ全ての家電が使用でき、車中泊やキャンプでも使える、2022年最新最強のポータブル電源3選をご紹介します!
Jackery2000Pro
2022/5/13発売
スペック
特徴
ポータブル電源 2000 Proは2160Whの大容量と2200Wの高出力によって、コーヒーメーカーなどのアウトドア用電気製品はもちろん、ホットプレートから家庭用冷蔵庫まで、電池残量を気にすることなく使用可能です。
最大8つのデバイスに同時給電が可能なため、アウトドアでできることがさらに広がります。
家族やグループでのキャンプに加えて、車中泊や災害時の緊急電源としてもご利用いただけます。
取扱説明書
ポイント
・良い点
重量19.5kg。2000Wクラスのポータブル電源のなかで最軽量。
充電アダプターが本体内蔵式なのでコード類が少なくスッキリしている。
信頼と実績のJackery 。性能やサポート保証などを含め、良くも悪くも全てが平均点。トータルでは中国企業にはない部品やソフトウェアの完成度と品質管理の高さはポータブル電源業界の中で1・2位を争うトップクラスのメーカーである。
・いまいちな点
強気な価格設定。バッテリー本体の単品のみで¥28,5000。純正のソーラーパネルのセット価格は¥446,000~となる。
2000W級の同クラスポータブル電源は20万程なので割高感が否めない。
2000Proはリチウムイオン電池搭載となり、充電サイクルは1000サイクルで80%保証となる。
他、BLUETT AC200MAXやEENOUR P2001はリン酸リチウムバッテリーを搭載しており、充放電サイクル3500回で80%のパフォーマンスがある。リン酸鉄リチウムを積んでくれなかったのは少々残念に思う。
EENOUR P2001
続いてはEENOUR ポータブル電源 P2001
2021/12/20発売
スペック
- 電池容量:2000Wh/625600mAh
- 電池タイプ:リン酸鉄リチウムバッテリー(LifePO4)
- AC出力x6口:100V,50/60Hz 2000W(瞬間最大4000W)
- USB-A出力x2口:5V/2.4A,24W(合計)
- USB-A出力(QC3.0)x2口:5V/3A 9V/2A 12V/1.2A,36W(合計)
- USB-C出力x2口:5V(9V 12V 15V)/3A 20V/5A,PD 200W(合計)
- DC5521出力x2口:12V 3A,36W
- シガーソケットx1口+XT60出力x1口:12V/10A,120W
- AC入力:100V~120V,50/60Hz 1100W;PV入力:12V~48V (最大500W);シガー入力:12V/8A; 24V/10A
- 動作温度:-10~45℃、充電温度:0~45℃
- 寸法:約39.4cmx27.9cmx33cm(HxWxL)、重量:約22kg
特徴
ポイント
・良い点
最強クラスでありながら、22キロと軽量でコンパクト設計。
電子レンジなど、1000Wクラスの高出力の家電を使ってもファンの音がとても静か。
本体上部の収納が地味に便利。
・いまいちな点
拡張バッテリー非対応。アプリ非対応。
本体側面にあるACコンセントのカバーが邪魔であるが、埃のどの侵入を防ぐための物でもあるので一長一短。
BLUETTI AC200MAX
最後はAC200MAX。
2021年6月30日発売
スペック
バッテリー容量 | 2048Wh |
AC出力(定格出力) | 2200W(純正弦波) ×5 ※瞬間最大出力4800W |
DC出力 | ・12V/10A,120W ×2 ・12V/30A,360W ×1 |
シガーソケット | ・12V/10A,120W ×1 |
USB出力 | ・USB-A: 5-12V,3A 最大36W ×2 ・USB-A: 5V/3A 最大15W ×2 ・USB-C(PD): 5-15V/3A; 20/5A ×1 |
ワイヤレス充電 | 5W/7.5W/10W/15W ×2 |
入力 | ・ACコンセント:500W(100V~120V) ・ソーラー充電:最大900W(10-145V/15A) ・シガーソケット充電:12-30V/8.2A |
その他機能 | ・容量が拡張できる ・APPで遠隔操作可能 ・エコモード機能搭載 ・デュアル急速充電 ・パススルー充電可 ・MPPT制御方式 |
環境温度 | 動作温度:-20℃〜40℃ 保管温度:0℃〜40℃ |
大きさ(幅×奥行き×高さ) | 420*280*386.5mm
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特徴
注意事項
AC200シリーズには、AC200PとAC200MAXがあります。
AC200Pの後継機がAC200MAXとなり、
バッテリーの放充電寿命に差があるので注意して頂きたい。
充放電サイクル
※AC200P→2500回
※AC200MAX→3500回
AC200MAXのバッテリーには、AC200Pよりも高性能なバッテリーが搭載されています。AC200MAXをおすすめします。
ポイント
・良い点
社外ソーラーパネルでも別途MC4ケーブル(延長ケーブル)等を用意すれば使用可能。汎用性◎
リン酸リチウムバッテリーで充電サイクル3500回で80%のパフォーマンスを維持。
スマホ2台同時ワイヤレス充電に対応している。
アプリで操作可能。
・いまいちな点
本体重量は 28.1 kgとJackery2000ProやBLUETT AC200MAXに比べ約8キロ程重たい。充電速度は2000Pro、P2001に劣る。
家庭用コンセントからのAC充電時は、充電アダプターのファンが常時稼働し、充電が100%になってもコンセントから電源プラグを抜かない限りアダプターのファンが回り続けるので就寝ついでに充電すのは厳しい。
AC使用時でスマホやノートパソコン程度の充電ではファンは回転せず無音。電子レンジやケトルなど、1000Wクラスの高出力の家電を同時に使用するとファンが回る。体感50~60db程で少しうるさいが、大型ファン搭載なので直ぐさま冷却が完了しファンが止まります。
まとめ
2000Wクラスでは後発での発売となるJackery。流行りのリン酸リチウムバッテリーではなく、リチウムイオンバッテリー搭載となる。リン酸鉄リチウムは中国企業が独占しているので、採用したくてもできない事情があるのかもしれません。
しかし、ポタ電業界大手の信頼と販売実績のあるメーカーのポータブル電源が欲しい方は、Jackeryが間違いなくオススメです。他社の優れたスペックの数字に隠れて見えない充実のサポート体制や、故障や不具合のない品質の高さが魅力。
コスパ重視で最強クラスのポータブル電源でキャンプや車中泊がしたい!軽量コンパクトで、アプリ非対応だが機能を絞ったシンプルな構成で扱いやすいEENOUR ポータブル電源P2001がオススメ。
ポータブル電源には、スマホのワイヤレス充電対応が必須という方には、2台同時ワイヤレス充電対応で、拡張バッテリーにも対応しているBLUETTのAC200MAXがオススメです。タッチパネル採用で操作しやすい、スマホアプリからも操作可能◎
ポータブル電源の性能は、各社しのぎを削って年々確実にレベルアップしており、充放電サイクルが圧倒的に長寿命の、リン酸リチウムバッテリーを搭載したポータブル電源が登場し始め、技術進歩が目覚ましく嬉しい限りです。
災害時の停電対策に、又キャンプや車中泊にも使えて一石二鳥。
DIYでバッテリーシステムを組むにはそれなりに知識が必要で、初心者には手が出しづらく、最悪発火事故の懸念もあります。
今回紹介したポータブル電源なら、手軽で安全に、しかも電子レンジや炊飯器、ケトルやドライヤーなどの高出力の家電が全て使えます。
もしもの停電など、家庭用の緊急電源にもなり、キャンプや車中泊にも使える2022年最新最強のポータブル電源3選の紹介でした。
気になった方はチェックしてみてください^^
▼Jackeryポータブル電源 2000Pro
▼EENOUR ポータブル電源 P2001
▼BLUETTIポータブル電源 AC200MAX
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