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はじめに
イグニションコイルはエンジンの動作に直結する重要部品です。劣化・不良が起きると、加速が鈍い・パワー不足、燃費の悪化、アイドリングが不安定になる、などの悪影響が出るため、定期的な点検・交換が推奨されます。今回は当車両スバルサンバーバン2007年式のイグニションコイルを実際に自分で交換してみましたので、交換方法と日立アステモのイグニションコイルをご紹介します。

2025年現在、18年前の車で今回は予防整備で交換しました。
2007年式スバルサンバーディアスバンTV2
スペック
ブランド | Astemo(アステモ) |
適合車両のタイプ | トラック, 乗用車, オートバイ |
メーカー | Astemo(アステモ) |
自動車の取り付けタイプ | 車種専用フィット
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特徴
開封して交換してみた!
パッケージ正面。
パッケージ側面。
パッケージ上部。
パッケージ底面。
開封していきます。
開封後。イグニションコイル、保証書。
表面、注意書き。
裏面が保証書になっています。
本体正面。
本体裏面。
本体側面。
イグニションコイルの場所を確認していきます。

エンジンの左側にあります。
古いイグニションコイルを新品に交換していきます。カプラー2つ、ボルト5本を外せば交換できます。

エンジン側とイグニションコイル本体を固定するボルトとナット3つ、台座と本体を固定するのボルト2本になります。
カプラーはただ引っ張るだけでは抜けません。画像の部分を押すとツメのストッパーが浮いて外れます。
2つ目のカプラーも同じように外します。
イグニションコイル側のプラグコードを外していきます。
4本外していきます。
プラグコードを外した後。
正面にあるボルトから外していきます。10mmのソケットレンチでイグニションコイルを外していきます。
カプラー側にあるボルトとナットを外していきます。
上部のナットを外します。
下部のボルトを外します。
ボルトとナットを外すと、イグニションコイル本体と台座と一緒に外れます。
イグニションコイルの台座とステー、錆びていたのでさび落としした後に水で薄めた錆キラーを塗ります。乾いたら原液でもう一度塗っていきます。水で薄めた錆キラーを塗った状態の土台とステー。
新品のイグニションコイルに錆キラー原液を塗ったステーを取り付けていきます。

この時に台座も一緒に組み付けておくと効率よく作業できます。
正面ボルトを組み付けます。
カプラーを差し込みます。2つのカプラーは構造上、間違えた組み付けができないようになっています。
組み付けていきます。
カプラー組み付け後。
プラグコードを1番から順番に組み付けていきます。
錆キラーを塗った台座をボルトで固定していきます。
イグニションコイル交換作業完了。
ポイント
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他の点火系部品(スパークプラグ、イグニションコード)と同時交換すると効果的です。
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エンジン不調を感じる、または10万km以上走っているなら予防的交換もおすすめです。
まとめ
交換頻度の低いパーツですが、当サンバーは18年前の個体なので予防整備で交換しました。
プラグコードに番号を書いておくとイグニションコイルを交換した後組み付けやすいです。
✅ 目安走行距離
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10万km前後 が標準的な交換目安とされることが多いです。
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ただし、サンバーの場合は20万km近くまで持つこともあります。
✅ 年数の目安
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距離が短くても、10年程度経過すると劣化が進みやすくなります。
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特にエンジンルームの熱や振動、湿気の影響で寿命が縮まる場合もあります。
✅ 以下の症状が出たら早めの交換を検討
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アイドリング時にエンジンが不安定
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加速が鈍い、パワー不足
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燃費の悪化
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排気ガスの臭いが強くなる(未燃焼燃料の影響)
気になった方はチェックして見てください^^
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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