【倹約効果絶大】サンバーのタイヤ手組み交換DIY 、素人が初めていろんな方法でやってみた!

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はじめに

こんにちは、いよっちです。今回は、タイヤの手組み交換を初めて自分でやってみましたので、やり方を解説・ご紹介します。

手組み交換とは、交換したいタイヤからホイールを外して、新しいタイヤに付け替える作業になります。この作業をお店に頼むと工賃が約8000円程かかります。このスキルを身につければ、ネットで安く買ったタイヤを自分の車や、ご家族のクルマのタイヤ交換も、DIYでできるようになるので倹約効果は絶大です。

車整備の必須スキルなのでこの機会にぜひマスターしていってください!

・YouTube動画版

・使用した車両

スバルサンバーディアスバン TV2型(4WD車) 平成19年式(2007年) 車中泊仕様車

・車両紹介 YouTube動画版

 

やってみた!

まずは古いタイヤをホイールから外す作業をしていきます。

この作業のことをビード落としと言います。

タイヤレバーを使ってビードを落とす

使用する道具は、タイヤレバーを使う方法から試していきます。タイヤを外しやすくするWD-40をタイヤとホールの隙間に塗り込んでレバーで外していきます。


 

ムシを外してタイヤの空気を抜いていきます。

バルブの中に小さな部品が入っています。タイヤレンチセットに付属されているムシ回しで外せます。

 

WD-40をタイヤとホイールの接点に吹きかけます。

 

タイヤレバーで外していきます。

 

裏側もレバーを巧みに使って外します。

 

続いてはママレモンで試します。

 

たっぷり染み込ませていきます。

 

レバーを使って剥がしていきます。

 

タイヤの上に乗って少しこじったら、あっさりビードが落ちました。

 

 

裏側もレバーを巧みに使って外します。

 

パンタジャッキ(車載ジャッキ)を使ってビードを落とす

続いてはパンタジャッキで外していきます。2mの荷締めベルトでパンタジャッキを固定して外していきます。

 

セットしたらレバーを回してジャッキを動かします。

ビードが落ちるとポン!と音がします。

 

フロアジャッキを使ってビードを落とす

続いてはフロアジャキを使ってビードを落としていきます。荷締めベルトを設置します。

 

受けさらに板を挟んだほうがビードが落ちやすかったです。ビードが落ちたら裏側も同様に作業します。

 

タイヤからホールを外したら、バルブをカッターナーフで切り落とします。

 

ホールの淵に付着した汚れを落とします。かなたわしで擦ります。

 

バランサーの重しを外します。マイナスドライバーを突っ込んでハンマーで軽く叩きながらこじったら外せます。

 

バルブ装着ツールで新品のエアバルブを組み付けていきます。エアバルブなどの重要部品は日本製がお勧めです。

エアバルブは使い回しせず、必ず新品に交換しましょう!

 

タイヤの黄色い点とバルブの位置が合うように組み込んでいきます。組み替えるタイヤは、燃費重視のブリヂストンのエコピアを選びました。タイヤの黄色い印とバルブの位置を合わせて組んでいきます。

タイヤの回転バランスや均一性を保つための目印です。

 

レバーを使って組み込んでいきます。

 

レバーをてこの原理で左右から少しずつ食い込ませていきます。

 

タイヤの接地面にビードクリームを塗ると作業しやすいです。ホイール側にも塗るとスムーズです。

 

ひっくり返して反対側も同様に食い込ませていきます。

 

タイヤの上に乗って押さえつけながら両端から少しずつめくっていきます。

 

充電式空気入れで空気を入れる。空気圧の力を利用してビードを上げる(方法1)

 

タイヤを立てて揺すりながら空気が入っていくのを促します。空気を入れていくと「ぱんっ!」と音がすればホイールとタイヤが合体した合図(ビード上げ成功)になります。

 

まずは300kpaまで空気を入れて、車に取り付けた後に適正値に調整します。

 

カセットガスボンベの、ガスの爆発の力を利用してビードを上げる(方法2)

充電式空気入れでうまく空気が入らない場合は別の方法もあります。カセットコンロのガス缶の、ガスの爆発の力でタイヤをはめ込む方法をご紹介します。少々荒っぽいやり方なので参考にされる方は自己責任でお願いします。しかしこの方法は高確率でビードが上がります。

 

最初にタイヤレバー6点セット付属のムシ回しで、タイヤバルブのムシを外します。

 

外したムシ。とても小さいので無くさないようにお皿などに入れておきましょう。

 

ガス缶にノズルをつけてガスを3〜5秒注入します。入れ過ぎに注意してください。

ノズルはパーツクリーナーのノズルを流用しました

 

バルブの辺りトーチでを炙るとガスに引火して、タイヤがホールのビードにはまります。


ビードとは、タイヤの内側の縁でホイールに密着して空気を封じ込める部分です

大きな音がするので気になる方は耳栓をしておくと良いでしょう。

 

ムシを戻して空気を入れていきます。

 

虫まわしで取り付けます。

 

300pakまで空気を入れて車に取り付けた後に空気を抜いて適正値に調整します。

 

タイヤ装着完了!作業終了です。

 

ポイント

カセットコンロのガス缶を使ったビード上げは基本的におすすめはしません自己責任でお願いします。ですが高確率でビードを上げることができます。

 

ビード落としは今回使用したレバーを使えば大きな力は必要ありません。力を入れてもビードが動かない時はやり方が間違っているかも知れません。1度ビードが切れてしまと使えなくなってしまうので、力一杯こじらないことが重要です。

 

・気になった点

数年に1回の作業になるのでやり方を忘れてしまう。

タイヤ交換は、数年に1回の作業になると思いますが、たまにしかやらない作業は、やり方を忘れてしまいがちかと思いますので、当ブログを忘備録用としてご活用頂ければ幸いです。

 

まとめ

タイヤをホイールから剥がすビード落としは、タイヤレバーを使ってWD-40やママレモンを使う方法と、パンタジャッキ、フロアジャッキを使う方法を試しました。

タイヤ交換で、新しいタイヤに組んだらそのままではダメで、タイヤがホイールにしっかりハマる状態、それがビード上げと言います。

 

ビード上げの方法は、マキタの充電式空気入れで、空気圧の力でビード上げする方法と、カセットコンロのガスの爆発の力でビード上げするテクニックをご紹介しました。

 

筆者の個人的感想は、ビード落としは、パンタジャッキを使った方法が1番好みでした。WD-40やママレモンを使ったビード落としの方法は、シートや靴の裏がべとべになって、作業後に液まみれのベタベタのシートや靴を洗うのが大変でした(汗)

 

マキタの充電式空気入れで空気圧を上げてビード上げする方法と、ガスの爆発の力を利用してでビード上げる方法を試しましたが、充電式空気入れでビード上げする方法は意外にコツが必要で思うように空気が入らず難しかったです。

コツは、タイヤを立てて、根気よくゆすったり転がしたりして空気が入るのを促します。

いかがっだたでしょうか?今回ご紹介したタイヤの手組みができるようになれば車両費を大幅に削減できます。自分の車はもちろん、ご家族の車のタイヤも手組み交換すれば倹約効果絶大です。車整備の必須スキルなのでこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか!気になった方はチェックしてみてください^^



最後までお読みいただきありがとうございました。

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