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はじめに
今回は、軽自動車の荷台に、車中泊用に床を自作しましたのでご紹介いたします。
▼作業した車両
2007年式(平成19年)スバル サンバーディアスバンTV2(4WD) AT
制作経緯
軽バンのルーフキャリアに載せた320Wのソーラーパネルを使用して、太陽光発電のサブバッテリーシステムを構築するにあたって、約40㎏近くある大型のバッテリーを固定できる頑丈な床が必要になったので制作しました。バッテリー本体とサブバッテリーシステム構築の詳細は下記内容を参照ください。
▼Litime 400Ahリン酸鉄リチウムイオン電池
※当方のサンバーは、荷台を居住スペースとして最大限に確保するため、後部座席を撤去した2人乗りの車中泊仕様車です。この車両は構造変更の車検を受けて合格しております。
使用した材料・道具
▼構造用合板
1820×910㎜ カインズホームで購入。1枚1980円位。
▼ちょっとナッター
作り方
後部座席撤去部分。古新聞で型取りしていきます。荷台の形に合わせて新聞紙を敷き詰めてテープでつなぎ合わせていきます。
合板に型を合わせたら鉛筆などで外側を正確になぞります。
定規で正確に印をつけていきます。
細かい部分は、目の細かいのこぎりで印に沿ってカットしていきます。
ぴったりはまりました。
続いてはエンジンの上の部分の床を作っていきます。
新聞紙を敷き詰めたら、マジックペンでエンジンカバーの外側のなぞって型取りします。
合板の上に型取りした新聞紙を合わせます。
ロータリーカッターでエンジンカバー部分を切り抜いていきます。
印に沿ってカットしていきます。
エンジンカバー部分は、こぎりの先端を使って、突っ込み切りでジグソーの刃が通る隙間を作ります。
ジグソーで印に沿ってカットしていきます。
カット後。
サンバーに設置。ぴったりはまりました。
蓋を被せた状態。
床と車体の間にすき間ができるので、床ができたこの時に、床下に断熱シートなどを詰め込んですき間を埋める調整をすると良いでしょう!
最後にちょっとナッターで床を固定していきます。
説明書きでは、下穴径9.1㎜と記載していますが、9㎜の鉄工用ドリルでの穴あけで問題ありませんでした。ゴムハンマーなどで軽く叩くと綺麗にはまります。
サイズ17のメガネレンチで固定させながら、6角レンチを回していきます。止まる手ごたえがあるまで回しています。
長いレンチの方が作業しやすいです。短いレンチは硬くて手が痛くなるかもしれません。
M6のボルトを使用。ワッシャーも挟み固定しました。
バッテリーを固定していきます。バッテリーとインバーターはマジックテープで固定。バッテリーは床に固定したL型金具にゴムバンドを引っかけて固定しました。
節電エコチェッカーもインバーターのコンセントに取付けて放電時の消費電力が分かるようにしました。
床の隙間も追加の合板でフラットにしました。段差部分にはブラックのサンバーの純正マットを敷いて、裏側にはシール式の防音断熱シートが貼り付けてあります。エンジンカバー部分にもチップクッションを型取りして防音断熱しました。床があるとテーブルがしっかり固定できます。
合板は全部で2枚と少し使用しました。(サイズ:1820㎜×910㎜)
後部座席撤去部分に1枚、エンジン部分にもう1枚、最後に荷台の段差部分の隙間の追加分▼
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バックドアが、半ドアでうまく閉まらなかったので、現在は点線の部分をカットしてあります。
ポイント
良い点
さらに床の下に断熱シートやマットを敷けば、冷房や暖房効率があがります。デットニングの効果もあり、走行中の騒音が軽減して静かになった。
いまいちな点
手間と費用はかかりますが、効果は絶大で車内が快適になります!
まとめ
頑丈な床を作る事でバッテリーを固定することができました。その他にも、ベットやテーブルを設置してもフラットな床があれば、ガタつきの無い快適な空間を作る事ができます。気になった方はチェックしてみてください^^
▼構造用合板
サイズ:1820×910㎜ カインズホームで購入。1980円位。2枚半位使用しました。
▼ちょっとナッター
少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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