北海道羅臼の森の中にある「熊越えの滝」のアクセス方法と熊対策について

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はじめに

今回は、北海道の羅臼にある「熊越えの滝」を見学するにあたり、筆者が車で実際にアクセスした方法と、ヒグマの生息する森をトレッキングする為に、熊対策として購入した装備品をご紹介します。

 

熊越えの滝には専用の駐車場がありません。入り口からは15分程歩きます。

入り口から滝までは整備された遊歩道がありますが、ヒグマの生息する森を対策無しで歩くのは危険です。熊は本来臆病で人間を恐れており、大抵は熊の方から逃げていきますが、この地域に生息しているヒグマや鹿などの野生動物は、人慣れしている(人間が近づいても驚かない、逃げない)個体が多いので特に注意が必要です。

熊越えの滝の場所とアクセス方法

熊越えの滝

 

最寄りの知床羅臼ビジターセンター(営業時間は9:00-17:00)に車を置いて行くのが1番分かりやすくて簡単でした。

知床羅臼ビジターセンターに車を停めて知床峠の方向に向かって歩きます。

熊越えの滝の入り口の遊歩道までは徒歩20分程。遊歩道入り口から滝までは15分程歩きます。下記内容を参照ください。

 

知床羅臼ビジターセンター

 

知床羅臼ビジターセンター前から熊越えの滝までを順番にご案内します。

 

目印の看板。営業時間は9:00-17:00。

 

出入り口前。

 

目印の看板。知床羅臼ビジターセンターから知床峠方面に向かって歩いて行くと、この看板があります。

 

熊の湯の前を通過します。

熊の湯入り口前の橋。

 

トンネルの前に、熊越えの滝に続く遊歩道の入り口があります。

 

熊越えの滝の遊歩道入り口前。案内の看板があります。

 

遊歩道入り口の看板。

 

滝までは400m。

 

整備された遊歩道を進んでいきます。

 

案内図前。

 

橋を渡ります。

 

倒木に注意。

 

道中に案内の看板があります。

 

遊歩道をさらに進んでいきます。

 

熊越えの滝展望台前に到着。

 

展望台からは雑木が邪魔で滝がよく見えません。遊歩道はまだ続いていたので更に進んで滝に近づいていきます。

 

熊越えの滝前。到着です。

 

実際に使用した装備品

熊よけの鈴

100円均ダイソーの熊よけの鈴をリュックに2個つけています。

 

熊よけスプレー

熊よけスプレーの中でも強力なタイプです。

安全装置がついています(白い樹脂パーツ)。

獣よけ線香

唐辛子成分を含む獣が嫌がる煙を出します。

防虫器
獣よけ線香を収納して使用します。フックを腰のベルトなどに吊るし携帯して歩くことができます。
SOTO充填式耐風ガストーチ
獣よけ線香を点火する時、トレッキング中に線香が途中で消えてしまったり、燃え尽きてしまった時などに再点火する時に使用します。バーナータイプなので風に強く野外での使用に最適です。燃料はカセットガスボンベのガスで再充填して繰り返し使用できます。
火口キャップ付、埃の侵入を防ぎ着火不良を防止します。
本体底部のガス注入口から、カセットガスボンベのガスを充填できます。繰り返し使えるので経済的です。
リュック
容量は26ℓ、日帰りのトレッキング用。3ℓのハイドレーションシステムを内蔵しています。
スプレーは腰付近のポケットに収納しています。
収納後。熊よけスプレーを素早く取り出せるようにグリップを外に出しています。
ハイドレーションの水を吸う部分に別売りのバルブカバーを追加装備しています。
装着前。
装着後。
埃の付着を防げます。
ホイッスル。こちらは頂き物です。森の中をトレッキングしながら、時々ホイッスルを鳴らしています。ヒグマに人間の存在をアピールできます。
指に装着した状態。

まとめ

この記事では、北海道羅臼の「熊越えの滝」へのアクセス方法と、ヒグマが生息する森をトレッキングするための熊対策についてご紹介しました。知床羅臼ビジターセンターに車を停めて徒歩で向かうのが安全で確実です。遊歩道は整備されていますが、ヒグマなどの野生動物が多く生息する地域であるため、装備無しで森には入らない方無難です。自然を楽しむために、しっかりと準備を整えた上で臨むことをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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