当ページはプロモーションを含みます。
はじめに
どうもこんにちは、いよっちです。
DIY初心者が、YouTubeなどネットの情報を頼りにスバルサンバーバンの全塗装に挑戦します!
2020年末に中古のサンバーを購入。車体に所々さびがあったため、直さないといけないなと思っていましたが、全塗装で業者に頼むと20万円位するので自分で全塗装していきます。
全行程を解説していきますので最後までよろしくお願いします。
塗装前のサンバー。
2007年式(平成19年)スバル サンバーディアスバン (TV2) AT 4WD

完成イメージはこれ!ワイスピの装甲車を目指します!(笑)

作業手順
大まかの作業の大まかな流れは下記の通りとなります。①~⑥。
①塗装する際にマスキングがめんどくさいので外せるパーツを外す
バンパー・フロントグリル・リアバンパー・ワイパーを外します。
②凹みパテ補修
マットガード(泥除け)周りの錆び、その他へこみを補修します。
③マスキングする
窓などに塗料が付かないように養生します。
④足付け
塗料が剥がれにくくするために紙やすりで塗装の表面に傷をつけます。
車体の平面のおおまかな部分は、マキタのランダムオービットサンダーで削って、細かな部分は手作業で進めます。
⑤脱脂
車体表面の油分や汚れを落とします、これをしっかりやらないと塗装が剥がれやすくなってしまいます、大変ですがゆっくり丁寧にやるしかありません。シリコンオフ、パーツクリーナーを使って作業します。
脱脂か終わったら、ミッチャクロンを吹き付けます。
脱脂専用の物もタカラ塗料の公式通販ショップで入手可能です。
脱脂用シンナー ワックスオフ – 刷毛(ハケ)・ローラーで車をDIYで全塗装しよう! (brush-carpaint.com)
⑥塗装
タカラ塗料・イーグルブルーグレー水性タイプをスプレーガンで吹付け塗装します。
塗料の特徴
Comparison table ~塗料比較表~
水性 2液ウレタン 油性 ラッカー 油性 ガソリン耐性 ○ ◎ ◎ 太陽への光の耐性 ◎ ◎ ○ 塗料の膜の硬さ △ ◎ ◎ 扱いやすさ ◎ △ ○ 臭い ◎ × × つや感 3分のみ 1~2分 0~1分 耐久年数 4~5年 3~4年 1~2年 薄めるもの 水 ウレタンシンナー ラッカーシンナー 走行可能までの乾燥時間
(20℃の場合)2~4時間 2~4時間 1時間
私はコンプレッサーに2㎜のガンを付けて作業しますが、コンプレッサーを持っていない方はこちらのコードレス電動スプレーガンがお勧めです。
ハケでももちろんご利用いただけます!刷毛には刷毛の良さがありますので、好みで選ぶと良いかと思います。
車の種類別に対しての必要量の目安
・塗り方や塗り重ねる回数によって使用する塗料の量は多少異なります。
・下記は外装の塗装を想定した、刷毛塗りのための少し多めの量です。
・一般的に刷毛、ローラー塗りのほうがスプレー吹き付けより厚くつきますので、多めに塗料が必要です。
各車両タイプ必要量一覧
塗装の注意点
3回くらいに分けて薄く塗り重ねていく、1回塗ったら30分ほど乾燥時間を設けること。
塗装に適した時期があります。
人間にとって過ごしやすい時期が一番塗りやすい時期です。
真夏は塗料の乾燥が早すぎて仕上がりが悪くなり、真冬は乾燥が遅くややタレやすくなります。
マスキングテープのはがすタイミングについての注意点
※ 半がわきの時にテープを剥がすこと
完全に乾いた後だと、剥がそうとしたテープと一緒に塗装もはがれてしまう可能性もあるため。
外したパーツを取り付けたら、以上が作業の大まかな作業全体の流れにまります。
用意したもの
用意したものを解説します。
タカラ塗料イーグルブルーグレー水性3リットル
タカラ塗料公式サイトでイーグルブルーグレー水性3リットルを購入しました。
水性を選んだ理由は、自宅の駐車場が雨ざらし野ざらしのため、1番耐候性のある水性タイプ3ℓを選択。
イーグルブルーグレー – 刷毛(ハケ)・ローラーで車をDIYで全塗装しよう! (brush-carpaint.com)
軽バンタイプは3~4リットル必要です。
吹き付けの場合は季節よって10%~15%で希釈します。
艶消しでマッドな仕上がりが特徴
水性、2液ウレタン、ラッカータイプなど状況に応じて選べます。
水性タイプは水で薄めるだけなので扱いやすく、匂いが少ないので、自宅の駐車場などでの作業でも、近隣に配慮できるのでお勧めです!
やはりこれが1番人気で売れているようです。
私の軽バン場合ですが3ℓタイプを購入して少し余りました。
余った塗料は万が一塗装はがれがあった場合の補修用塗料として保管しておく良いかと思います。
追伸 2022.3.8
ルーフキャリアにソーラーパネルを設置中に、ソーラーパネルのアルミの枠の角を車体に強くぶつけてしまい、塗装がはがれてしまいましたが、余っていた塗料で補修することができました。
補修方法は、余った塗料を別の器で少しの水で希釈して、綿棒の先に塗料を少量つけて優しくトントンするように塗ったら感じ良く仕上げることができました。
・タカラ塗料公式
刷毛(ハケ)・ローラーで車をDIYで全塗装しよう! (brush-carpaint.com)

染めQテクノロジー ミッチャクロン1L
これを吹き付けると塗装がはがれにくくなります。

スプレーガン
ノズルが2㎜ある大口径のスプレーガン、楽天でゲットしました。
600㎖の大容量で2㎜大口径なので軽バン位ならあっという間に作業が進みそう!楽天でゲットしました。

ランダムオービットサンダー BO140DZ
黒い袋状の物は、粉塵の飛び散りを防ぐものです。マキタ製品はバッテリーが共通なので、インパクトドライバーで使っていたものを使用。

ランダムオービットサンダーのサイズにピッタリ合う紙やすり#240番と#320番
裏が両面ファスナーのメスになっていて、簡単にサンダーにとりつけられます。
カインズホーム・ホームセンターバローで購入。

布コロナマスカー 550㎜×25m
テープと養生シートが一体になっていて便利です。窓を養生するとき重宝します。

マスキングテープ18mm×2
マスキング用に最適。

養生用布テープ 24㎜×25m
マスキング用に使用。カインズで購入¥98。

プラサフスプレー
パテ補修した後にこれを吹き付けると、塗料のノリが良くなります。

スポンジやすり#320
足付けするときにこれに耐水ペーパーを巻いて使う用に用意しました。
¥78 カインズで購入

軽量カップ2000㏄
タカラ塗料を水で混ぜる用に用意しました。
¥378 カインズで購入

99工房下地処理や仕上げ用サンド耐水サンドペーパーセット
足付け用予備で購入
¥180 カー用品店ジェームスで購入

耐水研磨士紙#1000 #600 #320 #120
足付け用の耐水ペーパー
1枚¥70 カインズで購入

パーツクリーナー
足付けした後に塗料ノリをよくするための脱脂するために用意しました。重要な作業なのでお忘れなく。
¥198 カインズで購入

Holts 補修パテ穴へこみ用
Holts 補修パテ穴へこみ用
このパテは2液性の剥がれにくくひび割れしにくいポリエステル樹脂のものです。
サイズ1000を購入した。
サイズ1000
サイズ400もあるので凹みの大きさによって選べます。

ホワイトパテベラ サイズ38㎜
パテ用で買ったのですがholtsパテの付属品についていたので、買わなくてもよかったです。
¥88

錆び凹みパテ補修
▼ボディーの錆びや凹みの補修を解説していきます。
まず最初にバックドア凹んでいたところは♯240の耐水ペーパーで足付けしました。

金ブラシでさびを落とす
錆びのひどい前輪の泥除けガード周りの錆びを落とします。


錆び転換材を塗る
パテ作業前に錆びの進行を防ぐために錆び転換材を塗ります。パテやの付を良くする効果もあるようです。スレータイプとハケがありますが、よほどの広範囲でもない限り錆びの隙間の奥までしっかり届くハケのタイプがおすすめです。
塗ると赤錆だった部分が黒くなります。

使用した錆び転換材。
パテを塗る
パテを塗る前。
パーツクリーナーで脱脂したらいよいよパテ作業です!この凹みにパテを塗ります。

2液性の剥がれにくいお勧めのパテがコレ!主液がゴルフボール位の量に対し凝固剤はパチンコ玉位の分量で配合しました。

パテを使ってなるべく平らに塗っていきます。

主液に凝固剤を混ぜると15分位で固まり始めますが、慎重に進めます。

運転席側後部。凹みの激しかった部分、厚く盛ると平らにするのが難しくて苦労しました。

運転席側マットガード(泥除け)周り。

助手席側角。

助手席側マットガード(泥除)。
やすり掛け
パテを塗って乾燥させたら耐水ペーパーで水をかけながらやすり掛けします。

♯120耐水ペーパーで水をかけながら磨いていきます。

スポンジやすりを挟みながらだと作業しやすいです。

水をかけながらだと表面が滑らかに仕上がりが綺麗になりました。


パテ補修手直し
運転席側マットガード(泥除け)周り。耐水ペーパーで磨きましたがデコボコです。

もう一度耐水ペーパーで磨いてパーツクリーナーで脱脂した後パテを塗り直しました。

乾燥させたら水をかけながら♯120耐水ペーパーで磨いていきます。

♯1000で仕上げました。

手直し前助手席側マットガード(泥除け)周り手直し前。

同じくパテを塗り直していきます。

乾燥させたら耐水ペーパーで水をかけながら磨いていきます。
#120番で磨いていき、♯1000で仕上げました。

運転席側後部テールランプ横、パテを塗り直して耐水ペーパーで磨いていきます。

だいぶ平らになってきました。

まだ荒いので#600#1000で仕上げていきます。


運転席側マットガード(泥除け)周り。♯600で仕上げます。

フロントグリル上も手直ししていきます。
脱脂して乾燥させたらもう一度パテを塗りました。

乾燥したら#320耐水ペーパーで磨いていきます。

#600と1000の耐水ペーパーで仕上げます。

かなりつるつるになりいい感じです。

4月21日現在進行中!随時アップデートしていきます。
プラサフスプレー
パテの上にこのスプレーを吹き付けると塗装のノリが良くなります。カラーはグレーです。











足付け
リアバンパーをオービットサンダー#320で平面を、曲面はスポンジやすりで作業します。
細かな所はスポンジやすり♯240♯320で作業。

フロントバンパーも同様に作業。全体的に粉っぽくなりました。

天井部分。
大まかな所はランダムオービットサンダー研磨、細かな所は耐水ペーパー#320で擦ります。

運転席側。

助手席側も同様に作業していきます。

凹み部分は機械ではやりにくいのでスポンジやすりに耐水ペーパー♯320を巻いて作業しました。

足付けすると粉っぽくなりました。

遠くから見るとパテ補修したおかげで、凹み部分が大きな違和感から小さな違和感に!

マスキング
フロントガラスから作業していきます。
わざと隅がはみ出るようにマスキングしていきます。

外周のそってテープを貼っていきます。

布コロナマスカーでガラス全体を覆っていきます。

角のはみ出た部分はヘラであたりを付けます。

アタリに沿ってカッターナイフで切り込みを入れます。。

切り込みに沿って剥がしていきます。

運転席側も同様に作業していきます。

外側をマスキングテープで囲います。

ガラス部分に布コロナマスカーを貼ります。

運転席側はこんな感じ。

助手席側も同様に作業していきます。

はみ出るように貼っていきます。

カッターナイフで切り込みを入れて剝がしていきます。

ヘッドライトも養生します。

切り込みを入れたら剥がす。


布コロナマスカーを貼ります。

いよいよ塗装していきます!
長くなってしまったのでPATR2へ!

最後までお読みいただきありがとうございました。




コメント