スバル サンバーバン TV2 オイル漏れ対策

サンバー整備記録

【紹介】YouTubeチャンネいよっちVLOG

いよっち
はじめまして、いよっちです!2020年12月に30万円の軽貨物商用車・2007年式 スバル・サンバーバンを購入。DIY初心者がサンバーの整備やキャンピングカーへ改装して車中泊しながら旅をしていく物語を動画にしています。このチャンネルでは、車...

 

今回は平成19年製(2007年)スバルサンバーディアスバン(TV2)のオイル漏れ修理したのでご紹介します。

 

作業した車両はこちら。

 

オイル漏れ箇所確認

エンジンの真下あたりの、この辺りから漏れたオイルが、雫になって垂れていました。

リアクランクオイルシールからのオイル漏れと推測されます。

エンジン内側から修理

こちらのオイル漏れ防止剤を使用しました。

使用の際はオイル交換時に行うと効果的です。


リアバンパーを開けて、エンジンについている黄色いキャップ、オイルフィラーキャップから流し込みます。

エンジン外側から修理

液状シリコンのガスケットメイクで修理しました。

オイル漏れ箇所を確認後、一帯にパーツクリーナーで脱脂・クリーニング後ガスケットメイクをオイル漏れ箇所に直接塗り込みます。

作業前に脱脂して黒いオイルタンクとエンジンの堺目にガスケットメイクを塗ります。

▼脱脂・クリーニングはもちろん、デリケートな車内のシール剥しなどにも使える便利なスプレー。

▼ワコーズの液体ガスケット

脱脂クリーニングしたら(シルバーの部品とブラックの部品の境目)塗布ポイントに液体ガスケットを適量出し、指の腹を使って厚めにしっかり塗り伸ばしていきます。

 

塗り込んだら、写真のように裏側も同様に指の腹を使って塗り伸ばしていきます。

 

【追記】

・2021.12.26 施工から3か月経過。

施工してからリアクランクオイルシールからのオイル漏れはありません。

 

2021.2.8

・5か月経過。オイル漏れなし。

再度塗り付ける場合

▼古いガスケットメイクを落としてくれます。

▼金属を傷つけることなく完璧に落とすことが出来ます。

まとめ

オイル漏れ発見当初はオイル漏れ防止剤のみ使用しており、漏れの量を軽減することはできましたが、完全に止めることはできませんでした。そこで、wakosの液状シリコンガスケットメイクを併用したところ、オイル漏れを止める事に成功しました。

 

作業ポイントは、塗布面をしっかりクリーニングして、上記写真のように大胆に液体ガスケットを出して、コーキング剤で防水するように、エンジンとミッションのつなぎ目一帯に、指の腹を使って厚めに塗り伸ばすように塗布すると良いかと思います。

最後に、液体ガスケットを塗布して乾燥させたら、再度ウエスなどで一帯の汚れを拭き取り、経過観察してください。

万が一漏れが再発した時にキレイにしていた方が、漏れた箇所を特定しやすいです。

オイル漏れが再発したら上記内容を再度行うか、パッキンを交換するかになります。パッキンの交換方法は下記関連記事をご参照ください。

 

修理工場に見積を出したところ、リアバンパーを開けた側エンジン部分のオイル漏れのタペットカバーパッキンディストリビューターキャップのOリングの交換と、エンジン~ミッション間のオイル漏れのクランクリアシールクランクベアリングキャップシールの交換など、全てのオイル漏れの修理費用は合計で¥20万~30万と高額な見積もりでした。

 

理由としては、ミッションを降ろしたりと大量のパーツを外さなければならない重整備となり、その分の工賃がかかってしまうからです。合計金額からすれば交換部品自体は安価です。

 

あくまで簡易的な方法ですが、整備に出す前に試してみる価値は十分にあるかと思います。

 

以上、サンバー乗りの方の参考になれば幸いです。気になった方はチェックしてみてください^^

▼ワコーズ液体ガスケット


▼オイル漏れ防止剤

関連記事(タペットカバーパッキン・ディストリビューターキャップのOリング交換方法)
サンバーオイル漏れ修理 タペットカバーパッキン交換やってみた!
サンバーディアスバン(TV2)オイル漏れ修理  タペットカバーパッキン交換 ディストリビューターキャップOリング交換

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント

  1. 藤田 勉正 より:

    はじめまして非常に有効な情報本当に感謝致します。オイルリークストップ的な内部からパッキンを自己膨張させシール性を復活させる方法は他の車で何度か試した事が有りますが中々期待した様な結果が出ませんでした。今回貴殿と同じ車両を購入する予定ですが底からのぞくと同じ様な状態です。是非貴殿の方法を試させて頂こうと思います。質問が有ります。その後の状態は如何でしょうか?底部分から塗布可能な範囲はどの程度でしょうか?指が入るスペースなので心配です。シールすることにより内部に溜まる事による弊害は無いでしょうか?エンジンオイルかATオイルのどちらの可能性が大きいでしょうか?とても有難いレポートでした引き続きサンバーの問題点と対策レポート期待しております。有難う御座いました。

    • iyotchi より:

      コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありません。
      ご質問の件でございますが下記内容にまとめましたのでご確認くださいますようよろしくお願いいたします。

      Q.その後の状態は如何でしょうか?
      A.異常なし。引き続き様子見中です。

      Q.底部分から塗布可能な範囲はどの程度でしょうか?
      A.底部分から人差し指1本分位の長さの範囲が塗布ポイントです。

      Q.シールすることにより内部に溜まる事による弊害は無いでしょうか?
      A.問題なし。元々オイルを溜めておく場所なので。

      Q.エンジンオイルかATオイルのどちらの可能性が大きいでしょうか?
      A.エンジンオイル。

      以上となります。よろしくお願いいたします。

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