海外スマホ(グローバル版・SIMフリー)を各キャリアで運用するための初期設定の仕方と対応バンド一覧

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はじめに

今回は、私が実際に使用している、海外製スマホ DOOGEE S96proを楽天モバイルでの運用の際に行う、初期設定の方法と、国内キャリア使用する4G 5G周波数とバンドをご紹介いたします。

 

通常、スマホの初期設定では、SIMを挿入すれば自動的に認識して通話インターネットなどが使えるようになります。

海外スマホのMediaTekのSOCを積んでいる機種は、楽天アンリミテッドとのVolteを認識しません。

 

 

▼使用している海外製タフネススマホ

追記2023/10/31現在販売は終了しております。

S96proスペック

モデル:S96 Pro
タイプ:IP68 / IP69Kミリタリーグレードの防水、防塵、耐衝撃
ネットワーク:2G / 3G / 4G LTE
スロットは次の用途に適していますSIMカード:デュアルカードデュアルスタンバイ(2ナノメートルSIMカード+ 1 TFカード)
ハードウェア
オペレーティングシステム:Android 10.0
CPU:Helio G90(MT6785)、12 nm、8コア
RAM:8GB
ROM:128GB
カード拡張:最大512GBのTフラッシュカード

画面
画面サイズ:6.22インチ、画面の水滴
解像度:720 x 1520ピクセル、HD +、19 :9レシオ
保護:Corning Gorilla Glass

バッテリー
バッテリー:6350mAhの取り外し不可能なリチウムバッテリー
充電インターフェース:TypeC。

カメラ
AIクアッドリアカメラ:48MP + 8MP + 2MP + 20MP
メインカメラ: S5KGM1SP03-FGX9 48MP
ナイトビジョンカメラ:SNOY IMX350 20MP、1 /2.8インチ
フリーカメラ角度n:S5K4H7
8MPマクロカメラ:GC2385 2MP
LEDフラッシュ:4つのLEDをサポート、赤外線ナイトビジョンライトをサポート
フロントカメラフロント
カメラ:S5K3P3-DIE-SM 16MP
ピクセル領域:4608 * 3456

その他の機能
WIFI:2.4G / 5G
Bluetooth:BT5.0
センサー:GPS、Gセンサー、近接センサー、環境光センサー、コンパス(磁気)、地磁気、ジャイロスコープ、ハードクーロンカウンターロック解除オプション:サイドフィンガープリントロック解除+フェイスロック解除
NFC:はい(フェリカ非対応)
OTG:はい
ヘッドフォン接続:3.5mm

パッキングリスト
1 x S96Pro本体
1 x充電器(12V / 2A)
1 x USBType-Cケーブル
1xマニュアル
1SIMカードトレイイジェクター

特徴

 

実機写真

筐体。

 

スクリーン。

 

ノッチ部分。インカメラ。

 

左から、指紋認証、電源ボタン、音量調整ボタン。

 

左から、カスタムボタン(スクリーンショット、ライトなど割り当て可能)、SIMスロット。

 

筐体下部バンパー。ストラップが取り付けできます。

 

24W急速充電のUSB-C充電ポート、3.5㎜ジャックあり。

 

筐体上部バンパー。

 

SIMスロット。SIM2枚、同時にマイクロSDカードも装着でき512GBに拡張可能。

 

S96proポイント

良い点

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天など大手キャリアbandに対応。

ノッチのデザインが最小限の大きさで邪魔にならない。

指紋認証/顔認証あり。ダブルロックでセキュリティーも万全。

SIM2枚、SDカードも同時に入ります

大容量バッテリー6350mAhで一日余裕でもちます。

楽天モバイルと相性が良い。

ノッチがスッキリしていて邪魔にならない。

ワイヤレス充電対応。

頑丈。

 

気になる点

デカい、ぶ厚い、重い。

キャップ付き充電ポートだが、ワイヤレス充電対応しているので不便には感じることはないかと思います。

国内キャリアが使用する4G(LTE)/5Gの周波数とバンド早見表

世代 通信
方式
周波数帯 バンド キャリア
4G
(LTE)
FDD 2GHz 1 ドコモ au(KDDI) ソフトバンク
FDD 1.7GHz 3 ドコモ au(KDDI) ソフトバンク 楽天
FDD 900MHz 8 ソフトバンク
FDD 1.5GHz 11 au(KDDI) ソフトバンク
FDD 800MHz 18 au(KDDI) 楽天(auローミング)
FDD 800MHz 19 ドコモ
FDD 1.5GHz 21 ドコモ
FDD 800MHz 26
(18,19を内包)
au(KDDI) 楽天(auローミング)
FDD 700MHz 28 ドコモ au(KDDI) ソフトバンク
TDD 3.5GHz 42 ドコモ au(KDDI) ソフトバンク
5G sub6
3.7GHz
n77
(n78を内包)
ドコモ au(KDDI) ソフトバンク 楽天
n78 ←n77に対応していれば、n78にも対応
sub6
4.5GHz
n79 ドコモ
ミリ波
28GHz
n257 ドコモ au(KDDI) ソフトバンク 楽天

 

まとめ

MediaTekのSOCを積んでいるスマホは上記の方法で使えるようになります。

スマートフォンは電波を使ってインターネットや電話のデータ通信をしています。その電波は様々な周波数帯(バンド)に分割されており、各キャリアが特定の周波数帯を国(総務省)から割り当てられ、その周波数帯で通信ができる設備を整備しています。そして、スマートフォンごとにも受信できる周波数帯が決まっています。

 

・docomoではBand 1, Band 3, Band 19に対応していることが必須。

 

・auではBand 1, Band 18(Band 26)に対応していることが必須。高速通信もしたいのでしたら、Band 41とBand 42にも対応しておくと良いでしょう。特に、Band 41はWIMAXとして早いうちから整備していたため、カバー率も広いです。

 

・SoftbankではBand 1, Band 3, Band 8に対応していることが必須。

 

海外スマホを日本で快適に使うのでしたら、Band 1, Band 3, Band 8, Band 18(Band 26), Band 19 , Band 41 , Band 42 あたりをおさえると良いと思います。

 

それぞれのキャリアで赤丸のバンドがあれば大丈夫でしょう。

海外スマホ使ってみたい方の参考になれば幸いです。
最後に楽天モバイルが気になった方はチェックしてみてください^^
最後までお読みいただきありがとうございました。

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