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はじめに

愛車サンバー廃車の危機です!
足回りの点検をした時に、リアサスペンションホルダーが錆の腐食で破損しているのを発見しました。いつも車検に出している整備工場に修理をお願いしましたが板金修理には対応していないとのことで入庫を断られてしまいました。担当の方は、修理のできそうな所に打診してくれましたがそこでも入庫拒否されてしまいました。
今回の作業は、サンバーの足回りの溶接修理をしていきます!🔥
2025年5月11日現在作業進行中、随時アップデートしていきますのでその様子をご覧ください。
車両は、2007年式(平成19年)スバル サンバーディアスバンTV2(4WD)となります。
修理箇所の確認
ゴムの部品(サスペンションダンパー)が錆で崩れ落ちてスプリングの中に落ちていました。

この部分を修理すにはサスペンションを外す必要があります。
サスペンションを取り付け・取り外しの際は、Pブレーキは戻しておきます。
必要に応じてABSセンサーを外します。ワイヤーにダメージを与える恐れがあります。
運転席側のリアサスペンションのサスペンションホルダー(アッパーブラケット)を補強・溶接修理していきます。
破損部分。錆による腐食が進んでゴムの部品(サスペンションダンパー)が脱落している状況です。
溶接修理やってみた!
作業しやすいようにジャッキアップしていきます。
スタンドをジャッキポイントに合わせて設置していきます。万が一の安全対策としてブロック塀も挟んでおきました。
フロアジャッキで持ち上げてスタンドに乗せます。

車体後部の下の太い鉄棒の部分からフロアジャッキで持ち上げます
運転席側の車体下にもブロック塀を挟みました。
前輪に輪止めもします。

必ずタイヤストッパーを使用しましょう!
修理箇所は運転席側のリヤサスペンション部分となります。カバー類を外しておくと作業しやすいです。
・リヤサスペンションの外し方
後輪のハブを車載ジャッキで持ち上げてリアサスペンションが縮んだら荷締めバンドを下の画像のようにバネに設置します。バンドを設置したら車載ジャッキを緩めます。ハブの部分を軽く支えながらボルトが緩みやすい位置に調整してショックアブソーバーの下側のボルトを外します。
リアショック下側のボルトは17mmのレンチで外せます。ボルトを外したらハブがフリーになるのでスプリングを外します。
サスペンションは、フォレストオート、FAFリフトアップサスペンションを装着しています。車検対応品、約3.5cmリフトアップでオフロードでの走破性と高速走行での直進安定性が向上するサスペンションです。

サンバーの定番サスペンションです
スプリングを外した状態。
錆で朽ちたサスペンションホルダーとダンパー。
外したカバー類とサスペンション。サスペンションに取り付けたバンドはそのままにしておきます。
ペンチや電動サンダーで形を整えていきます。この部分を鉄製の部材で補強・溶接修理していきます。
ベルトサンダーで形を整えていきます。
形を整えたら、患部の補強に使う部材のサイズを計測をしていきます。
中性洗剤で汚れを落とします。乾いたら錆キラーで防錆処理していきます。

中性洗剤は、食器洗い用の液体洗剤を水で薄めた物です。ダイソーのトイレブラシが足回りの洗車に最適です。

乾かしている間に溶接修理に必要な鉄製の部材をホームセンターに探しに行っていきます。
水道配管でちょうど良い部材が見つかりました。これを加工して溶接していきます!
購入した部材。
溶接する前に、水で薄めた錆キラーを塗って防錆処理していきます。
サスペションホルダーに塗っていきます。
フレームの錆びた部分も塗っていきます。乾燥させたらもう1度原液を塗っていきます。
2025年5月11日現在進行中! カミングスーン!
ポイント
サスペンションダンパーの部分は、雨水や泥などが溜まりやすく錆びやすいです。定期的な点検と防錆メンテナンスが必要な箇所になります。車体フレームに溶接で接続しているサスペンションホルダーは純正部品として販売していません。

サスペンションホルダーはスバルディーラーでも手に入らないので注意が必要です。錆が進行すると溶接修理となるので早めの対策が必要です。
錆対策施工
2025年5月11日現在進行中 カミングスーン
まとめ
2025年5月11日現在進行中 カミングスーン
作業で使用している道具です。気になった方はチェックしてみてください^^
溶接機
スタッパ付着防止剤
荷締めバンド
フロアジャッキ
ジャッキスタンド
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